【ゲーム業界雑記】ゲーム業界へ、、、新卒面接のこと

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はじめに

私は専門学校卒業の年に都内にあった某ゲーム会社に新卒で入社しました。
今考えるとよく採用してくれたなあと思いますが、当時これと言って明確な目標をもって生きていた訳ではない自分に社会人としての様々な経験をさせてくれた会社には感謝しています。 同期のメンバーは自分よりも年上でみんななんだかすごく仕事の出来る人たちに見えたのを覚えています。 
今ではみんなバラバラでゲーム業界に居ない人や何をやっているのか分からない人もいますが夢中で働いていてとても楽しかったですね。大変な事も本当に多かったですが。。。
昔の事を書き出すと止まらなくなってしまうので、今日は新卒の面接の時の事を書いてみようと思います。

応募のきっかけ

これはもう何のひねりもなく申し訳なさすぎる理由なんですが、専門学校卒業が見えてきても明確に進路を決めかねていた時期にたまたま求人情報で応募を見かけて応募しただけでした。 その時はスーパーのチラシ作りの仕事も応募していたので、ゲームで採用されなかったらそちらのデザインに進んでいたかもしれません。

一次面接


私が応募した会社はそこそこ有名なゲームを作っている会社でしたので、応募人数が多かったのか一次面接は集団面接でした。とはいえ現在のように面接者同士のディスカッションやチームに分けて簡単な発表を行う等のようなバリエーションはなく、シンプルに3~4人程度に対して同じような質問を次々にしていくようなものではありました。
ただ後半にかなり変わった質問が面接者に投げかけられたのは覚えています。 大体以下のようなものでした。

・マクドナルドとモスバーガーあなたが行くならどっち?
・今までプレイした中で最も楽しかったゲームとその理由
・今日の晩御飯は何を食べたいですか。
・緑とオレンジだったらどちらが好きですか

等々、、、 実は私は新卒の集団面接では受け答えの感じや、自分の意見を理論立てて相手に伝える能力の確認等の為、変な質問をしてそれに対してどの様に答えるのかを見るテストが行われることがあるというのを対策本で見て知っていたので、内心「おお、本当にこういうのがあるんだ!」と思ったのを覚えています。
ただこれ、可哀そうなのは集団の中で一番最初に質問される人。 2番目以降の人はある程度変な質問が来ることに構えられますが、しょっぱなの人は不意打ち的に食らうので頭真っ白になる人もいたんだろうなあと思います。
私のグループの最初の人は割とスラスラ答えていたと思うので、慣れていたのかもしれませんね。

最後に質疑応答があって、私は特に何も言わなかったですが隣の人は「面接官の方が思う究極のゲームは何だと考えますか?」とかなかなかぶっ飛んだ質問してたのを覚えています。面接官の人も困ってましたね。

あと覚えているのは質問してくる面接官のほかに面接者の後ろ側に2名、バインダーをもって何かをチェックして書き込んでいる人がいたのは印象的でした。後に入社した際に質問したかったんですが人事の方だったようで詳細は分かりませんでしたね。

後日、二次面接へのご案内を頂き無事一次通過となりました。

二次面接

二次面接については結果からいうといたって普通の面接でした。
志望動機、自分の得意なこと不得意なこと、仕事をするうえで大事だと考えること、といったような今思い返すと新卒なのでマインド的な所を見ていたのかなと思います。 何と答えたか全く覚えていませんがまあまあそつなくこなしていたような気がします。
ただ・・・
とっても気になった事が。。。


            後の上司2名である。
こっちはスーツで行っている上にガチガチになっていたので、この風体を見たときにはなんというかまあどうにでもなるかという気分になりました。 ゲーム業界は服装とかうるさくないイメージがあったので本当に気にしないんだなと思いましたね。 入社してから分かったのはこの時の2名が特にビジュアル的なセンスが個性的ということ。
考え方によってはこちらの人生がかかっているんだからもうちょいちゃんとしても良かったのではという風に考えれらなくもないですが。。 今はどの会社もこの時よりはしっかりしているのではないかと思います。 会社のイメージとかもありますからね。
面接のやりとりなんかよりもこの時の2名のビジュアルのほうが印象的で内容全然覚えてないです。
その後暫くして採用のご連絡を頂きました。 手ごたえは全然なかったので驚きましたがとりあえず就職先が決まって喜んでいたのを覚えています。


以上私がゲーム業界に入るきっかけになった面接の事でした。

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