
© 2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
作品情報
監督:ギレルモ・デル・トロ
脚本:トラヴィス・ビーチャム、ギレルモ・デル・トロ
音楽:ラミン・ジャヴァディ
キャスト
チャーリー・ハナム(ローリー・ベケット)
菊地凛子(森マコ)
イドリス・エルバ(スタッカー・ペントコスト)
チャーリー・デイ(ニュートン・ガイズラー博士)
ロン・パールマン(ハンニバル・チャウ)
芦田愛菜(森マコの幼少期
公開日・製作情報
公開日:2013年7月11日(アメリカ)、8月9日(日本)
製作国:アメリカ
上映時間:131分
配給:ワーナー・ブラザース映画
あらすじ
近未来の地球、太平洋の深海に開いた異世界への裂け目「ブリーチ」から突如として巨大怪獣“KAIJU(カイジュウ)”が出現し、人類に壊滅的な被害を与える。各国は協力して、2人のパイロットが神経を共有しながら操縦する巨大人型兵器“イェーガー”を開発し、怪獣に対抗。かつて有能なパイロットだったローリー・ベケットは、戦いで兄を失い前線を退いていたが、人類最後の希望を託された作戦に参加するため、再び戦場に戻る。新たな相棒・森マコと共にイェーガー「ジプシー・デンジャー」に乗り込み、激化する怪獣の襲来を食い止めるべく命を懸けた戦いに挑む。人類の存亡を賭けた壮大な戦いの行方は――。
感想
こんなにカッコいいロボット映画があっただろうか。。ギレルモ監督には感謝しかないです。
この映画を映画館に見に行かなかった自分には往復ビンタしたいですが。。。
公開されていた当時、すでに話題になっていて面白いのは間違いないんだろうなとういうところまではリサーチしていたんですが、あまり調べるとネタバレにぶつかってしまって初見の楽しみが失われてしまう可能性が高かったので、BD発売まで一切情報を遮断していました。
見終わった後はもちろん映画館に行って見なかったことを大後悔。 映画館の大スクリーンと音響で見たかったなあ。。
深海から現れたKAIJUによる侵攻に対応するため、各国が開発した人型巨大兵器イェーガーを開発してKAIJUとの戦いに挑む。というこの短い設定だけでもワクワクしてしまいますね。 随所に日本の怪獣映画に対するオマージュが合って監督の愛が伝わります。 物語冒頭からイェーガーの巨大さに驚かされ、同じく巨大なKAIJUとのバトルが色々なところで繰り広げられるという全編通して手に汗握る展開でした。 とにかく戦闘シーンが大迫力なんですよねー。 音響も素晴らしく、ヘッドフォンで聞くと細かい破壊音などもしっかり聞こえて没入感がすごいです。
脇役の博士なんかも良いキャラしていて物語に深みを持たせていたと思います。 この時は考えてなかったかもしれませんが次作のアップライジングに繋がるような布石もチラホラあって、アップライジングを見た後だとさらに深読みしちゃいますね。
そして各国のイェーガーのデザインがまた個性があって秀逸なんです。 腕が3本ある中国のクリムゾンタイフーンにバケツを反対に被ったようなロシアのチェルノ・アルファ。 それぞれ見せ場もあったりして決して脇役だけで終わっていない所も、人類が団結して立ち向かっている感を強くしています。 やられちゃいますが。。
イェーガーのスペックは劇中では語られませんが細かく設定されていて情報の深堀理ができるのでそういう設定好きな人にはたまらないと思います。

ピンチに駆けつけるジプシーデンジャー こんなの映画館で見たら席から立ちあがってしまいそう。。。
まとめ
間違いなく至高のロボット映画の一つ。 王道の一つの到達点のような映画だったと思います。
とにかく未見で気になったなら絶対見るべき1本ではないでしょうか。