作品情報
キャスト
ぐんぴぃ（春とヒコーキ）：山田一郎 役 — 市役所観光課の職員で、怪獣映画好きの主人公。
菅井友香：吉田麻衣 役 — 市長の秘書で、映画製作のプロデューサーを務める。
手塚とおる：武藤長介 役 — 観光課の課長。
三戸なつめ：古川風子 役 — 観光課の職員。
平山浩行：高羽忍 役 — 刀工で、観光イベントの実演を行う。
田中要次：桝井敏郎 役 — 山田の中学時代の恩師で、現在は市内の中学校教諭。
麿赤兒：本多英二 役 — 関市出身の伝説の怪獣映画監督。
清水ミチコ：関市の市長 役 — 伝統を重んじる市長
スタッフ
監督・脚本：八木順一朗
製作総指揮：太田光代
音楽：ゲイリー芦屋
撮影：柴田晃宏
編集：瀧田隆一
製作：チーム「怪獣ヤロウ！」
制作会社：ファニーパンドラ
配給：彩プロ
あらすじ
関市役所に勤務する主人公の山田一郎は、少年だったころの夢を忘れて日々を淡々と過ごすだけの毎日。
そんな折、市長から地元を盛り上げる為のご当地映画の制作を命じられます。 少年のころの夢だった怪獣映画を製作するチャンスと考えて脚本を作成しますが市長から却下され、結局市長脚本の凡庸な映画の撮影を行うことに。
しかしトラブルから途中のデータがロストしてしまい 困った山田はあることを思いつきます。
果たしてどのような映画が出来上がるのでしょうか.
感想 （ネタバレ有）
ネットで一躍有名になったバキ童ことぐんぴぃ主役の映画ということでいつか見ようと思っていたのをようやく鑑賞。
元々イロモノという先入観で見始めたんですが、思ったよりもちゃんと関市のアピールになっているなあと思いました。 見た人は実際刀鍛冶の見学とかおいしそうな鰻とか体験してみたいという思いが出てきたのでは？
映画の中で映画を作るというのはこれも結構前に流行った「カメラを止めるな！」と同じですが、 こっちは特に凝ったギミックは無くシンプルに映画作りを描いているのでわかりやすかったです。 ただ地元の人が協力的過ぎてちょっと怖い所もありましたね＾＾； 絶対こんなフレンドリーに集まらないでしょ。
全体的にお約束の流れというか悪く言うとありきたりな流れでしたが、逆にそれが安心して見られたような気がします。 当初の期待よりも全然面白かったですね。
気になっていたぐんぴぃの演技ですが全然違和感なくてすごいなーと思いながら見ていました。 伝統を重んじる市長役の清水ミチコも良い味でてましたねぇ。 こういったちょっと予算少ない感じの映画だとキャストの中にびっくりするような大根役者が混じっていて台無しということもあるんですが、この映画ではそういったハズレ役者もおらず全員がちゃんと役を演じてくれていて良かったです
誰にでも小さい時の夢はあるし、それを叶えられなかったほとんどの人には良い感じに刺さる部分があると思います。見てよかったー
ぐんぴぃ・・輝いてるよ